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賃貸管理の現場から

そんな騒音トラブルってあるんかいな・・・

早いもので今年も残すところあと1週間。コラムの
方も年内はこちらで最後です。


今年は2物件を購入しましたが、これも含め所有物件
は何とか満室稼働で年内を締めくくれそうです。


このコラムの中でもご紹介いたしましたが、11月に
購入した築うん十年の中古戸建もリノベーション工事
の最中ながらいい感じで入居になってきています。

この戸建はしばらくまたゲストハウスとして試運転
してみようと思っています。


私の不動産投資のきっかけになった一番目の物件は
ゲストハウスとして稼働させてきました。

でも、最近入居率が悪くなってきたのでどうしよう
かな、と思ってたところ、普通の賃貸として借りたい、
という方がでてきたのですね。


長期的にみた場合、一般の賃貸で貸せるのならこちらの
方が得策と考えました。

一方では、このゲストハウスに入居されていた方を、
新しく購入した中古戸建にお引越いただくことに
しました。


以前ネットカフェ難民さんに提案していたような平成
版ヤドカリ作戦ですね。


これが功を奏し、さらに入居者も一名見つかったので、
現在のところリノベーション費用も含め、利回り
19.6%で運用中です。

最終的には、うまくいけば、利回り27%までもって
いけるのではないかと妄想しています。(^^

と前置きが長くなったのですが、今週も例によって、
トラブルが発生しています。

今回のトラブルは騒音トラブル。

しかも、「洗濯機の音がうるさい。」とか「足音が
うるさい。」といった騒音トラブルではなく、なんと、


「隣の人が毎朝毎晩大きな声でお経を唱えていて
困っている・・・。」


というもの。


これには当社スタッフもびっくり。

聞いていると笑ってしまうような話なのですが、毎朝お経
の声で目覚めてしまうほどひどい、というのですから事態
は深刻です。


たまたま法人契約だったので、法人に連絡するような対応
にしたのですが、入居者と賃貸借契約する場合には、


共同住宅に住む場合の最低限のマナー


について一言触れておかねばならないということを再確認
できました。


当社の定期借家契約書を改めて読み返してみると、貸主の
解除権のところに、

共同住宅の秩序を乱した場合・・・

という一文があって、ここに今回の「お経を大声で唱える」と
いうものも含まれると思います。


私は新契約のときでも、再契約のときでもこの箇所はある程度
強調して説明するようにはしていますが、一般常識的なこと
になりますので説明を端折る業者さんも多いのが実際です。


でも、ご入居時や更新のタイミングで一言、


「あくまで賃貸物件なので・・・。」


と、騒音問題などはお互いにある程度はがまんしていた
だくとともに、お互いに気遣いしながら生活いただくよう
に説明しておくのがベターなことは間違いありません。

さらには、引っ越したら上下階やお隣さんには挨拶を
一言してもらうように伝えることができれば最高だと思います。


やっぱり、賃貸住宅でも、入居者同士のコミュニケーションが
とれているのが最高の状態です。


そうしておかないと、実際にあるのですが、

「上の階がうるさい。管理会社なんだから何とかしろ!」

「この建物は壁が薄すぎるんだ。そんなことは契約時に
聞いていない。何もしてくれないと引越します。」

みたいな方がでてきてしまうのですね。(まあ、これは
極端な例ですが、実際にあった話です。)


もちろん、新築の企画などで防音などにこだわって
騒音が極力影響しないような造りにするのはベスト
です。

でも、中古物件など、投資してしまってからのトラブル
解決は、やはり上記のような事前説明やコミュニケーション
で対応していくしか方法がありません。


この機会に一度契約内容をみてみたり、契約内容以外で
も一言付け加えておきたいことなどを管理会社や仲介
会社にお話されてみてもよいのではないでしょうか。


年末年始の機会を利用して、管理会社さんや仲介会社さんとも
入居者対応について打合せの時間をとることはとっても有意義
なことだと考えます。

それにしても、お経の騒音トラブル。


うまく解決できるかな・・・(T_T)


★騒音トラブルは事前説明で防いだり、緩和したり
できる可能性がある!加えてコミュニケーションも
とっても重要。

今回は騒音トラブルについてお話させていただきました。

何かの参考にしていただければ幸いです。


それではまた次回、「賃貸管理の現場から」をお楽しみに〜。

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