被災者からの問い合わせ
先日福島県の被災者から問い合わせがありました。
・原発が原因で避難してきた。
・現在都内の知人宅に身を寄せているが、これから
住む場所を確保したい。
・どの不動産業者に連絡しても断られた。
・両親は自分達とは別の知人宅にお世話になっている。
とのこと。
そこで、事前に打ち合わせていた通り、さっそく空室の
一つにご入居いただくことになりました。
いったんの条件は、
・家賃は3ヶ月間かからない。
・4ヶ月目からは現行賃料の80%とする。
・フリーレント期間を3ヶ月とり、はじめから6ヶ月の
定期借家契約を締結する。
・居室の無償提供期間に行政からの支援金が獲得
できるようフォローする。
ということにしました。
行政の支援金をうまく獲得できるかどうか、というのが
非常に大きなポイントになってくるのですが、これは、
まだ経験したことがないのでまずはこの被災者と一緒に
実行してみようと思います。
今後このような問い合わせが急増することが予想され
ます。
今、被災者の方々のために私にできることを実践してい
こうと思います。
★不動産業者として、または、大家として、今できること
を実行すること。そのために使える知識は実践して自分の
目で確かめよう。
今回は被災者の受け入れについてお話させていただきま
した。
この件に関してはこれからも進捗をお話していきたいと
思います。
それではまた次回、「賃貸管理の現場から」をお楽しみに〜。