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賃貸管理の現場から

広島からも支援表明あり!

先週、私の運営している千葉のシェアハウスに
広島から見学者がありました。

何でまた広島からわざわざ千葉に?と思ったの
ですが、どうやら、親の介護問題が落ち着いた
ので、以前仕事をしていた関東に戻ってまた
バリバリ働きたい、ということのようでした。


医療関係の仕事ということもあり、関東では
地方より魅力のあるセミナーも多いから、とも
おっしゃっていました。


また、同じ関東でも都内では家賃が高すぎて、
また、楽器も多少演奏するのでなかなか物件を
見つけられずにいたところ、私の物件に行きつ
いた、ということでした。


以前からお伝えしてた感じで、私は、特にシェア
ハウスについてはかなり幅広い入居者さんを受け
いれているつもりです。

反面、あまり短期の入居者さんは受け入れて
いないという数少ないシェアハウスになるの
かもしれません。


結果、今週からお住まいいただけることに
なったのですが、その方からありがたいお申し出
をいただきました。


何と、広島にあるご実家の一軒家を被災者のため
に無料で貸し出してくれる、というのです。


「賃貸すれば家賃収入が得られるのではないですか?」

とお話してみたのですが、


・賃貸需要など全くないエリアであること。

・まとまったお金などがないため、リフォームも
ままならない

・交通があまりにも不便なので賃貸には向かない


とのことで、空家のままにしておくつもりだ、という
ことだったのです。


そんなときに今回の大震災があり、被災者のために
何かできないかと考えて、

「遠方で不便な立地でも利用してもらえるのならば
ぜひ使っていただきたい。」

という結論に至った、ということでした。


もちろん、東北地方から広島に移り住むには相当
思い切った決断が必要だと思います。

住み慣れた土地を離れるということには想像を絶する
ストレスがかかることでしょう。


しかしながら、

「もし、新天地での生活再建を選択肢に入れられる方が
おられましたら是非お声かけさせていただきますね。
ありがとうございます!」

とお話しました。


今すぐには移住は難しいかもしれません。


でも、今後そのような希望がでてきたときに対応
できるような支援の輪を作っておこうと改めて
思いました。

★故郷を離れるという決断は難しい。でも、そのような
決断をした方を受け入れられる準備はしておきたい。


今回も前回に続き被災者の受け入れについてお話させて
いただきました。何かの参考にしていただければ幸い
です。


それではまた次回、「賃貸管理の現場から」をお楽しみに〜。

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