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賃貸管理の現場から

強制帰国?無断帰国?

「ハロー、シン、最近地震すごいけど大丈夫。
こっちも元気なんだけど、ちょっと伝えないといけ
ないことがあってね・・・。」


今週は意味深な外国人入居者Rさんからの電話で
スタートしました。


Rさんは昨年、ルームシェアのシェアメイト募集
掲示板から直接私の物件に問い合わせのあった方
です。

シェアメイト募集掲示板は、今ではシェアメイトを
募集するだけのものではなくなっています。

「普通の賃貸として借りたい人を探す」

というようなコーナーがあって、大家さんが直接
入居募集できるようになっているものもあるんで
すね。
(この当たりは過去のコラムにも書いてますので
バックナンバーをお読みくださいね〜。)


さて、Rさんはアメリカ出身。

日本には留学のために来日しています。

ところが、今回の大地震で、アメリカの両親が

「絶対に日本に帰ってこい!」

と言われているとのことでした。


Rさん自身は、

「ごめんよ、シン。この建物はものっすごく気に
入っててずっと住みたいという気持ちには変わり
ないんだけど、遠くに住む両親の気持ちも大切に
したいんだ・・・。」

と言ってくれました。


いい入居者さんだっただけに、帰国されてしまう
のは悲しいのですが、ぜひ応援してあげたいと
思います。


3月の地震のあと、管理物件でも外国人の入居者
さんが数名帰国していきました。


まだ、今回のRさんのように事前に連絡してくれ
れば問題はありません。


ですが、問題になるのは、勝手に帰国されてしまい、
家財などがそのまま放置されているケースです。


退去立会に来るのもその知人だったりするケースも
ありました。


保証会社がついているものについては本国にまで連絡
をとってもらえたりして解決したものもありますが、
そうでないケースでは対応に正直困っています。


もちろん、入居契約時にはそのようなことのないよう
直に説明もするのですが、説明したからといってそれ
がそのまま通用するかどうかというのは別の話です。

退去時に、

「そんな話聞いていない。サインしたかもしれないが
理解していなかった。」

と言われてしまえばそれまでになってしまいます。


対応策とすれば、やはり、本国にまで連絡をとって
もらえるような保証会社を利用するというような
やり方が手堅いのではないかと個人的には考えます。

強制帰国や無断帰国がある一方で、今週は外国人さんと
の入居契約があります。


今回の一連の問題から学んだことを次の入居者さんでは
活かさなければ・・・(^^

★外国人入居では、本国にまで連絡をとってくれる保証
会社を選ぶ方がベター!?


今回は外国人入居の注意点についてお話させていた
だきました。

何かの参考にしていただければ幸いです。


それではまた次回、「賃貸管理の現場から」をお楽しみに〜。

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