我が家は「半壊」らしいです・・・
「やばいで、うち、半壊らしいで・・・。」
奥さんからのメールで血の気が引きました。
3月の地震で今自分が住んでいる戸建も少なからず
被害がでました。
具体的には屋根の瓦がずれてしまってけっこうひどい
状態になってしまったのですね。
雨漏りはもちろん心配だったのですが、それ以上に
心配だったのはその荷重。
何と、建物に乗っかっている瓦だけで5〜6トンぐらい
の荷重があるというのですから、その話を聞いてからは
落ち着いて寝ることもできません。
余震もかなり続いてたのでこれはたまらんということで
瓦をおろして屋根を葺きかえることにしました。
工事自体はよくしてくれている工務店さんの協力で屋根
材を融通してもらい工事は2日ほどで完了。
それから2ヶ月たったある日、奥さんが、
「あれ、地震保険かけてなかったっけ?屋根ずれたんやった
ら写真とかあったら保険おりるんとちゃう?」
とぼそっともらしたのです。
確かに地震保険に加入してたなと思い、さっそく保険会社に
電話したところ、さっそく見に来てくれることになりました。
私は仕事で保険会社の現場調査には立ち会えなかったのですが、
なんとその調査結果が「半壊」。
「えー、損害保険会社の調査って厳しいのとちゃうの?」
と思わず声を漏らしてしまいました。
調査してもらったときはもちろん屋根は葺き代えられてしまって
いるので屋根の損害は目視できません。
口頭で被害状況を説明はしていたのですが、後日写真を提出する
だけで保険金が入金されます、ということでした。
思っていた以上に調査と診断がスムーズなのにびっくりしま
した。
「半壊」と診断されたということは、地震保険金額の50%が
支払われるということです。
奥さんの話では、その場でいくら支払われます、というような
話までされた、ということでした。
実は私は兵庫県出身で、阪神淡路大震災も経験しています。
その時は確か高校生だったかと思うのですが、実家の屋根がやはり
落ちたり、壁にひびが入ったりしたのをかなり鮮明に覚えています。
ですので、建物については地震保険だけは毎回掛けることにして
いて、これまで購入した物件については全て地震保険をつけて
いました。
今回の件で、再度他の物件についても被害がないのか調べて
みようという気になっています。
しかし、「半壊」と診断された我が家って一体・・・(><)
★アパート経営にはいろいろなリスクがつきまとう。
地震保険で地震のリスクをカバーするのも一つのリスク回避策。
今回は地震保険についてお話させていただきました。
何かの参考にしていただければ幸いです。
それではまた次回、「賃貸管理の現場から」をお楽しみに〜。