キャバクラ嬢からの問い合わせ!?
「実は私、キャバクラで働いてるんですけど、
住めますか?」
個人で運営してるシェアハウスでこんな問い合わせ
が入ってきました。
「ん?なんかこのシチュエーション、前にもあった
な・・・。」
と思い返してみると、はじめに不動産投資した1棟目の
シェアハウスでも同じくキャバクラ嬢からの問い合わせ
対応をしたことがあったんですね。
その女性を物件に案内して、シェアハウスの住人さん
に紹介したところ、めちゃくちゃピカピカに掃除して
くれるようになったという出来事がありました。
住人さんは男だったので、女性メンバーが加わるという
ことでかなりうれしかったんでしょうね。(^^;
でも、結局連絡がとれなくなってしまった、というオチ
でした。
シェアハウスを運営してると、本当にいろんな人
からの問い合わせが入ってきます。
詳しく話を聞いてみると、ルームシェアが決まってたよう
なのですが、突然シェアメイトから、
「やっぱりシェアやめます・・・。」
みたいな連絡がきてしまった、ということのようです。
「実はこういう仕事してると、やっぱり部屋探しとかで
偏見を受けてしまって、なかなかうまくいかないんですね。
なので、話だけでも聞いていただけて助かります。」
とはいえ、職業で偏見をもっているわけではないですが、
前回のドタキャンの例もありますので、まずは人となりを
みてみたいと思っています。
今までは、入居申込をもらったら、収入面などで、例えば、
家賃は収入の1/4以下になっているか?
というような審査をするのが一般的だったと思います。
もしくは、収入が家賃の3倍は必要、というような感じで
しょうか。
この条件を満たさなければ属性が悪い、ということで入居
してもらうのを考えることもできていたかもしれません。
でも、最近、収入面ではっきりと「属性がいい。」と判断
できる方というのはかなり少なくなってきている感じが
します。
どのような会社に勤めているかということももちろん大切
ですが、私は、今、本当に大事なのは、その入居希望者の
「人となり」を重視することだと思います。
いくら収入があっても、トラブルを起こす方が必ずいます。
一方で、収入が低く、滞納しがちだけど、がんばって入金
が遅れるという連絡をきちっとしてくれる方もいます。
もちろん、電話などの審査では十分に把握することはでき
ないかもしれません。できれば面談まですることが本当は
ベストだと思います。
でも、書類だけで入居してもらうしてもらわないを判断する
よりは電話で直接話をする方が余程いいと思います。
今回の問い合わせ者を、また案内することになりましたが、
私の中ではこの案内の時間も貴重な「面談時間」だと思って
対応したいと思います。
★書類上の入居審査は大切。でも、もっと大切なのは、
その方と直接話してみること。「人となり」を重視しよう!
今回は入居者審査についてお話させていただきました。
何かの参考にしていただければ幸いです。
それではまた次回、「賃貸管理の現場から」をお楽しみに〜。