金利と写真
今回は前回までのコラムでご紹介させていただいたトピックについて実践報告させていただきます。
1.金利の交渉
銀行に金利の交渉をしてみます、とお話してましたが、さっそく金利交渉に臨んでみました。
結果は、金利交渉に成功。
なんと0.5%も金利が下がることになりました。
私は日本政策金融公庫と地銀から借りているローン以外は3%以上の金利ばかりでしたので、これはものすごくうれしい結果となりました。
金利が下がるなんていうのは、
・よほど資金的余裕のある方
・土地・建物の担保価値が借入をかなり上回っている方
だけの話ではないかという先入観があっただけに、涙が出るほどうれしかったです。
銀行担当者からの電話が携帯に入ったとき、思わず事務所で、
「本当ですか!?ありがとうございます。」
と声を出してしまったほどです。(^^
やっぱり言ってみるのはタダ。ダメでも損はしないのでまずは実践する、というのが大切だなと改めて感じました。
2.写真の活用
二つ目は、写真をしっかりと撮影してできるだけ多くWebにアップしておく、というもの。
1件部屋を見ずに写真だけで部屋を決めた方がでてきた、という事例をご紹介していたのですが、それからさらに、2件、管理させていただいている物件でも同じことが起こりました!
一人はやはり遠方から部屋探しをしていて、条件に合致する物件の中で写真を多く掲載してくれていたから決めた、という方。
今週末契約・引越し予定です。
二人目は外国から。
外国人募集サイトでは5枚しか掲載できなかったのですが、その後の問い合わせで30枚近くの写真をアップしたサイトを見ていただくことで申込となりました。
もちろん、タイミングや運がたまたま重なっただけかもしれないですが、それでもいいかげんな写真だったら比較の土台にも乗らなかったのではないかなとも考えられます。
空室のタイミングでしかじっくりと写真撮影はできないのですが、先日お話してた格安で100枚程度の写真を撮影してくれるプロのカメラマンさんに管理物件の一つを撮影してもらいました。
こちらの写真も短期的にももちろんですが、長期的に考えて効果が得られればなと思っています。
★空室募集が大変な時期だけど、金利の交渉も写真撮影もやっぱり入居募集と同じく大切!
今回は実践報告をさせていただきました。
何かの参考にしていただければ幸いです。
それではまた次回、「賃貸管理の現場から」をお楽しみに〜。