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賃貸管理の現場から

「自分サイズ」の不動産投資

先日、
「不動産管理についてだけじゃなく、たまには不動産投資についても書いてください。」
とこのコラムの読者さんよりお便りいただきました。

そこで、今年の振り返りとして、久しぶりに不動産投資の近況報告をさせていただこうと思います。


今年は自分の中で不動産投資の幅が広がったなと感じた年でした。
なぜかというと、初めて借地権物件を購入するという経験ができたからです。

今まで知識としては知ってはいたのですが、借地権取引の経験はありませんでした。

たまたま売りにでていた老朽化した戸建を都内で購入したのですが、これが借地権だったのです。
これをリノベーションして、シェアハウスにしてみたのですが、入居募集もうまくいき、利回りも借地料やリノベーション費用や税金など全て含めて、瞬間最大風速23%になりました。
もっとも、シェアハウスなのでいつまでも高利回りをキープできるわけでもなく、元が取れた後はいつものように通常の賃貸に戻していくことになると思います。

いろいろな投資法があると思うのですが、高額のローンを組んで一気に資産拡大するのではなく、小規模物件をちょっとずつ買い増ししていく方法が私には合っているように感じています。
でも、ホントのことを言えば、高額なローンは私の属性では残念ながら組めないから、というのもあるのですが・・・。(><

とはいえ、小規模物件もあなどることなかれ、数が集まってくると大きな力を発揮してくれるようになります。

小規模物件で私が好きなのは、中古戸建だというお話を何度かさせていただいたことがありますが、現在所有物件のうち、戸建がようやく5棟になりました。

漫然と、
「戸建だって、一つ一つは小さいけど、それが10個になったら密かにすごいんでは?」
と思っていたものですが、気付いたらその半分は達成できてました。

ローンを組むという話をすると嫌な顔をする奥さんですが、戸建の場合はなぜか許してくれることが多い、というのもこのような結果になった一つの原因です。(^^

昔流行った本の「金持ち父さん貧乏父さん」に、不動産投資戦略についてとっても印象深い一節がありました。
確か人生ゲームのモノポリーを例にとった内容だったように記憶しています。

「モノポリーの王道は、小さな不動産を4つ買って、その後、大きな不動産一つに買い替えること・・・。」

というような一節だったと思います。

なぜかその内容のうち、

「まず小さな不動産を4つ買って・・・。」

という部分が強く私の中に残っていて、振り返ってみるとそれが今の戸建投資につながってるのかなと感じます。

もちろん、不動産投資の戦略に、何か絶対的なものがあるわけではなく、「自分サイズ」の不動産投資を行うことが一番です。

それがストレスにならないし、家族にも無理をかけないですむ方法だと思います。


小規模投資からいく場合、中古戸建、それも借地権も選択肢に入れることができる、という実感が今年得られた大きな収穫でした。


今年も残すところあと1か月。

一度自分の投資戦略についてじっくり考えてみるのもおもしろいかもしれません。(^^


★「自分サイズ」の不動産投資が自分にも家族にもストレスをかけない唯一の方法!?

今回は不動産投資の近況報告をさせていただきました。

何かの参考にしていただければ幸いです。

それではまた次回、「賃貸管理の現場から」をお楽しみに〜。

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