定期的な空室確認
あけまして、おめでとうございます。
今年もアパート経営に役立つコラムになるようがんばりますのでよろしくお願いします!
今年一発目の仕事は退去後の空室確認。
先日帰省から戻ったのですが、そのまま空室に直行しました。
一度かなり手を入れた部屋だったので、何もする必要はないかなとも思っていましたが、やはり実際に見ると、リフォームしたい箇所がでてきます。
むしろ、
「あれ、こんなちょっとしたこと、前回のリフォームでついでに何でしなかったんだろ?」
みたいな感じで、前回のリフォームの反省点が見えてきました。
例えば、このコラムでも一度ご紹介したメタルのコンセントプレート交換などがそのいい例。
ほんとにちょっとしたことなのですが、一度いいと思ったものがそうではない状態になってると、ものすごく気になりますよね。(^^
他にも、照明で蛍光灯色と電球色が混じってるのに違和感を感じたり、トイレの壁面に空間があれば棚をとりつけたいなと思ったりとかなりのリフォームポイントを発見できました。
確かに、一度かなり手を入れているので、クリーニングだけして募集してもそれなりに決まっていく部屋だとは思ってます。
でも、個人的には嫌なんですよね、後で、
「あのときあの箇所だけ補修してたらさっきの内見者で決まったかも・・・。」
って後悔するの。
内見があったとき、客付会社からの内見の場合は頃合いをみて、
「先ほどは内見案内ありがとうございました。見学者さん、どんな反応でした?」
とヒアリングするのですが、そのとき、
「キレイにリフォームしてあったんですけど、見学者がコンセントプレートの黄ばみが気になってしまったようで即決にはなりませんでした・・・。」
なんて言われたら、さすがにへこんでしまいますよね。(><)
でも、このようなケースが案外あるんですよね、これが。
もちろん、程度の差はもちろんあります。
さすがに、部屋自体の広さなど、どうにも手が入れられないことについては流してしまっていいとは思います。
そもそも確率的に5、6人に一人しか成約しないのですから。
意識すべきは、ちょっとした金額もしくは手間暇で解決できるもの。
コンセントプレート、照明、水栓、アクセントクロス、飾り棚・・・
いよいよ入居の旬と言われる引越シーズンに本格的に突入します。
もし今空室をお持ちなら、まずはお部屋に直接行ってみるのがいいと思います。
例えリフォーム済みだったとしても、何かプラスアルファの修繕ポイントが見つかるかもしれません。
もしくは、リフォームではなくとも、新しいPOPのアイデアが浮かぶかもしれません。(^^
つくづく思うのですが、アパート経営って入退去の繰り返しですよね。
せっかく苦労して入居者を獲得したのにいずれはまた退去していってしまう・・・。
でも、そんな地道なプロセスを今年もまた楽しんでやっていきたいなと思ってます。
何事もまずは楽しむことが大事って言いますものね!
それでは今年もがんばって、でも、楽しみながら満室稼働を目指しましょう!(^^)/
★リフォーム済みのお部屋でも、空室ならときどき直に見てみよう。行くたびごとに何かヒントが見つかるかも!?
今回は空室を定期的に確認することについてお話させていただきました。
何かの参考にしていただければ幸いです。
それではまた次回、「賃貸管理の現場から」をお楽しみに〜。