細かいことに気づけるか?
僕は師匠である浦田さんからよく怒られます。
どんなことを注意されるのかというと、
「なぜもっと細かいことに目がいかないのか」
という点についてです。
例えば、
・会議室に飾ってあるパースの額が少し斜めになっている
・看板に設置してある募集図面の色がくすんでいる
・事務所前のエレベータホールのフロアが汚れている
・事務所の電球がきれている
などなど。
一つ一つは細かいことのようですが、このような整然
としていたり、ピカピカだったり、またはまっすぐだったり
するものがそうでない状態になっていることに気づけない
こと自体が問題だ、ということですね。
確かに、もしこのような、
「正常ではない」状態が「当たり前」の状態
になってしまうことは、致命的なことにもなりかねません。
汚れているのは当たり前・・・
モノが歪んでいるのなんて別に気にならない・・・
極論かもしれませんが、程度の差こそあれ、このような状態
に近づいていってしまいます。
これは仕事全般についてもあてはまると思います。
もちろん、大家業についても同じです。
・FAXしようとしている募集図面に誤字脱字はないか?
・クリーニングは隅々まで行われているか?
・建物のまわりにゴミは散らかっていないか?
・空室の換気は行われているか?
などなど、チェックすべきポイントは無数にあります。
もし、ゴミが散らかっていたり、クリーニングがいまいち
な状態が当たり前になってしまっていたら、ぞっとします
よね。
このようなことに一番に気づけるのは、やっぱり
経営者である大家さん自身だと思います。
大家さん自身が細かい気配りをするのは注意すればいい
だけなので比較的簡単です。
難しいのは、大家さんが気付くこと、考えていることを
各協力業者さんに理解・共有してもらうこと。
でも、これこそがアパート経営を左右するほど重要な
ポイントなのだと思います。
基本的なことかもしれませんが、年が明けて繁茂期に
突入していく今このときに確認しておきたいことと
思い、お話させていただきました。(^^
基本を大切にしながら今週も入居募集、がんばりますっ!
★細部にまで気配りできるか?小さなことの積み重ね
がアパート経営を左右する!?
今回は細部にまで気をつけることの大切さについてお話させて
いただきました。
何かの参考にしていただければ幸いです。
それではまた次回、「賃貸管理の現場から」をお楽しみに〜。