「満室になる物件と空室ばかりの物件の違い」
今回は、ケーブルテレビ会社の営業マンと打合せをしたときのお話です。
営業マン:「仕事がら、アパートやマンションに訪問する機会が多いのですが、満室のアパートと空室ばかりのアパートの違いが今ではすぐに分るようになりました。」
私:「どうして分るようになったのですか?」
営業マン:「満室のアパートというのは、エントランスや共用部がキレイに掃除されているんですよね。特に特別な設備があるというわけでもないのですが、こぎれいにされている・・・。そんなアパートはほとんど満室ですよね。
反対に、空室ばかりのアパートというのは、共用部分が本当に汚いことが多いです。多分オーナーさんにアパートに対する愛着が薄いんでしょうね。もしくは清掃代をけちってしまっているか。結果的には悪循環だと思いますけどね。」
私はこの話を聞いて、やはり満室経営の原点は「掃除とあいさつ」なんだなと再確認することができました。お金をかけてリフォームや設備投資をするのももちろん大切なことです。
ただ、その前提には大家業の心構えともいうべき「掃除とあいさつ」が必要です。
もし、「最近アパートを見に行っていないな。」「エントランスにちらかりはないだろうか。」ということがありましたら、ぜひ時間をとって物件を見てみてくださいね。