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賃貸管理の現場から

不動産投資、突き進む?清算する?

「ついにきたか・・・。」

確定申告書類の作成をしていて、思わずため息が
でました。

前から分かってはいたのですが、実際に数字になって
目にすると実感がわきます。


何がきたかというと、


物件の減価償却の激減のポイント


です。


私は、耐用年数を超えた木造の物件をこれまでずっと
購入してきました。


このような木造住宅の減価償却期間は、


22年 × 0.2


で計算され、端数は切り捨てて4年となります。

4年で減価償却できるので、その期間は節税でかなり
メリットがあるのですが、非常に短期間で終わって
しまうというデメリットもあります。


もちろん、購入時期がズレているため、所有物件
全部の減価償却が全部一度に終わってしまうような
ことは幸いにしてありません。


毎年少しずつ買い続けてきたのが大きいのだと
思います。


でも、たまたま今年は2物件重なってしまったので、
個別の物件の減価償却を計算したとき、思わずため
息がでてしまった、というわけです。


税金計算では、やはり、減価償却がかなり大きな
ポイントのように思います。


少し前まで、物件は売却などせずに所有し続けるもの、
としか考えていませんでした。


でも、減価償却を含めて考えると、物件の売却と
別物件購入をセットで考えるのも、節税の大きな
手法なのだと今は思います。


そのためには、売却できるような状態にしておく
必要がありますし、また、売却しやすいような
不動産であることがそもそも必要です。


物件を購入する際、利回りがどうか、だけで考えて
しまいがちです。

でも、本来は、このような減価償却と売却も考えた
上で物件選択をしなければならないのだなと今回の
確定申告で再認識しました。


そして、不動産投資をいったんスタートすると、
全部清算してしまうか、もしくは、突き進んでいく
しかないのかもとも思っています。


途中でとまって現状維持、みたいなおいしいとこ取り
ができないような気がします。(^^;


でも、節税というような観点で説明したら、いつも猛反対
する私の奥さん、しぶしぶでも投資に賛成してくれるかも
しれません。


そう考えると、ワクワクしてきましたー。(^o^)/


★不動産投資では切っても切れない減価償却。購入時から
節税を考えておくのもとっても重要。


今回は不動産投資と減価償却の関係についてお話させて
いただきました。


何かの参考にしていただければ幸いです。


それではまた次回、「賃貸管理の現場から」をお楽しみに〜。

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