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賃貸管理の現場から

一般募集と専任募集、どっちがいいの?

前回は、一般募集と専任募集のメリット・デメリットについてお話いたしました。

どちらが良い・悪いということではなく、それぞれに長所・短所がある、ということでしたね。

今回は、専任募集と一般募集、のどちらがあなたにぴったりなのかについてお話していきたいと思います。


■自主管理?それとも管理は委託?

でも、その前にアパートの管理形態をはっきりさせておく必要があります。

アパートの管理形態には、大きく分けて、自主管理と委託管理の2種類があります。

1.自主管理

その名のとおり、あなた自身でアパートを管理する方法です。

入居者を見つけるところまでは仲介不動産会社に依頼し、入居されてからはあなた自身が入居者からの問い合わせやクレームの窓口になります。

また、家賃滞納があった場合の督促なども自分で行わねばなりません。

2.委託管理

管理会社にアパート管理を委託する形態です。

入居者が決まるまでは、入居申込や問い合わせなどを一手に管理会社が引き受けてくれます。

また、入居してからも、あらゆる問い合わせに対する窓口になってくれるのです。


■管理形態と入居募集に何の関係があるの?

「今聞きたいのは、管理形態の話じゃなくて、自分にとって一般・専任のどちらの募集依頼方法がいいのかなんですけど・・・。」

はい、そうですよね。でも、管理形態によっては、そもそも一般募集を選択できない可能性もあるのです。


「えっ、一般募集を選択できないってどういうこと?」

実は、管理を委託する場合、管理委託契約書には、

「入居募集の際には当社を窓口とすること。そして、
入居が決まったときには広告料を支払うこと」

というような一文が入っているケースがほとんどです。

つまり、管理委託をするのと同時に、入居募集については専任募集を依頼していることになっているのです。


「そんなこと誰も教えてくれなかったんだけど・・・。」

そうですよね。ですので、管理を委託する場合にはまずは一般募集と専任募集について勉強してからの方がよいのです。


おおっと、あなたにはできるだけ詳しくお話しておきたかったので、前説明が長くなってしまいました。。。

今回は紙面の都合でここまでになります。


「それで、結局私にはどっちの募集依頼方法がいいのさ?」

というご質問には次回お答えさせていただきますので、お楽しみに!

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