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賃貸管理の現場から

高齢者円滑入居賃貸住宅に再登録してみました

高齢者円滑入居賃貸住宅、通商「高円賃」にアパートを
再登録してみました。

高円賃とは、高齢者の入居を拒まない賃貸住宅として登録
されたアパート等をいいます。


特にアパートをバリアフリー化したりといった要件がない
ため、これまでは誰でも登録できていたものでした。


以前から登録をしていたのですが、制度に変更があり、5/19より
新しい基準での登録がスタートしています。


これまで登録していたとしても、新制度に規定される要件を
満たした上で再登録しないと高円賃登録は全て抹消されてし
まうのです。

詳しい登録要件等については下記ページを参考にしてくだ
さいね。(PDFファイルが直接開きます。)
↓  ↓  ↓
http://www.koujuuzai.or.jp/pdf/news_20090827-21.pdf


大きな要件変更は、居室面積条件。

従来は狭い居室でも登録できていたのですが、それが、

「25平米以上」

と規定されたので、狭い1Rなどは対象外となって
しまいました。

これまでこの高円賃に登録していて、直接照会を受け、
入居にまでいたったのはわずか1件。


年金受給者の母親がいるが、どの不動産業者にも断られて
困っている、という息子さんからの相談でした。


もちろん、高齢者ということになると、

・健康上の問題

・保証人の問題

・家賃支払いの問題

といくつも家主側にとっては不安点が残ります。


でも、実際問題、これからも高齢者が増え、部屋探しに苦労
される入居者もこれに比例して増えていくのは明らかです。


外国人入居もそうですが、このような問題を嫌な問題と考える
か、チャンスと捉えるかでこれからのアパート経営がかなり
変わってきてしまうと思います。


以前アパートの建て替えの企画に関わった際、高齢者の引越し
をサポートしたことがあります。


でも、実際には、高齢者のお部屋を見つけるのは本当に難しい
とうのは実感したところです。

たとえ、「高円賃」として登録してる業者さんであっても
オーナーさんの理解を得られず、高齢者という理由だけで
入居を断っている業者さんも本当に多くあります。


空室を抱えるオーナーさんは、保証制度を活用したり、また、
入居審査で実際に会ってみるなどして広く入居を受け入れる
ような体制にしていくといいのではないでしょうか。


当社で管理させていただいている物件の一つに、生活保護の
方が半数以上を占めるアパートがあります。


入居者のみなさんはみな高齢です。でも、生活保護を受けて
いる方は滞納なく家賃を払ってきます。

むしろ、普通に仕事をされている若い入居者さんの方が滞納
率は高いです。

生活保護、高齢者、外国人、ルームシェアなどなど、「借りる」
側のニーズを突き詰めて考えていくと空室問題に活路が見出せる
可能性が飛躍的に高まるものと考えています。


その一つとして、高円賃制度、一度登録だけでもされてみては
いかがでしょうか?


★難しい問題の一つ、高齢者の受け入れ。でも、考えように
よってはチャンスにもならないか?

今回は高齢者円滑入居賃貸住宅の登録についてお話させて
いただきました。

何かの参考にしていただけましたら幸いです。

それでは次回「賃貸管理の現場から」をお楽しみに!

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