アパート・マンションの満室経営をサポート!
入居募集・管理のご相談はお気軽に…
株式会社アーバン不動産情報センター
TEL. 047-390-2180
営業時間 9:30-18:00 (水曜定休日)
メールでのお問い合せ

賃貸管理の現場から

リフォーム資金の調達方法

5月に購入した物件や、最近空室になった部屋などを、
このところ立て続けにリフォームしています。

単なる原状回復工事にとどめず、この機会にと奮発して
リフォームしてるのですが、資金がどんどんなくなって
いってしまいますね。


家賃を上げることを期待してリフォームするのではなく、
一日でも早く空室が決まるようにとフルリフォーム。


2〜3ヶ月空けておくよりも、できるだけ他の部屋と
差別化できるようなリフォームをして仲介営業マンが
入居を決めやすいと感じてもらえるようにお膳立てを
するのが大家の役目だと考えています。


とはいえ、やはり現金がなくなるのは痛い・・・(T_T)


・・・ということで、今年も行ってきました、日本政策金融
公庫。

去年はここからうまく融資を引き出せ、かなりの低金利&
固定金利だったので、今年も再チャレンジしてみたのです。


銀行のリフォームローンは金利も高く、最近はなかなか金額
もでないのが実情かと思うのですが、意外に日本政策金融
公庫が昨年、けっこうな金額を融資してくれました。


しかーし、初回の面談後、10日ほどして今回は融資がNGだ
と回答がきてしまいました。。。(><)


確かに、面談時、痛いところをいろいろツッコまれたのですね。

実は提出していた昨年度分の修繕費と資産計上している減価償却
費に問題がある、と面談当日指摘されました。


「あれ?融資を当行からさせていただいたこの部分が資産計上
されていて、その他の修繕費が○○円だとすると、どうもこの
差額が申告されていませんね。

融資可否は上司とも相談してからご連絡いたしますが、これは
明らかにマイナスポイントですね・・・。

また、いろいろと経費計上されていますが、確かに利回りは
よくて運営問題なさそうですが、このような経費があると
融資面では厳しく見ざるをえません。」

とかなりストレートに言われたのを覚えています。この瞬間、

「ああ、なんだか今回はダメっぽいな。」

と直感していました。

ですので、融資NGの回答がきても、やっぱりなといった感じ
です。


昨年はそうでもなかったのですが、担当者の鋭さなどでもかなり
融資可否が変わってくるように思います。


でも、その前に、今回は確定申告、ミスってしまったのが最大の
敗因ですかね。(><)


節税も大事ですが、でも、資産拡大を狙う場合、確定申告書を
よく見せる必要性は高いな、ということを再確認した一件です。


とはいえ、日本政策金融公庫へは一度は申し込んでみることを
オススメします。

静かな面談会場に数組の会社経営者が担当者と必死になって
融資を引っ張り出そうと悪戦苦闘しているのを目にできます。


「ああ、融資引き出すのってこんな泥臭いものなんだな。」

というのが実感できる現場かもしれませんよ。(^^


「この商品は絶対売れるから、どうしても設備投資必要なん
ですよー。だから○○万円貸して、ね。」

なんて訴えかけてるのに比べれば、アパートのリフォーム資金
に融資するのがずっと安全なのに、とも思ってしまいました。


とはいえ、嘆いてても仕方ないのですが、最近はこの前もご紹介
したリースをフル活用しています。

活用というよりもリースに助けられてリフォームしている、と
いう感じ。


リースを使ったリフォームのメリットは、

・事前審査が早い
・ローンではなく、リースなので、全額経費になる
・支払うのは金利ではなく、リース料で変動しない
・与信を傷つけない


というものです。

もし現金がなかったり、ローンが組めなくてリフォーム
ができない、というような状況にあるのでしたら、リース
を選択肢の中に加えてみるとおもしろいかもしれませんね。

★仲介営業マンが決めやすい状況を作ってあげるのは
家主の務め。これができないと仲介会社からどんどん
見放されていってしまいます。

今回はリフォーム資金の調達方法について書かせていただき
ました。

何かの参考にしていただけましたら幸いです。

それではまた次回、「賃貸管理の現場から」をお楽しみに!

定期借家契約についてのご相談、空室相談、管理相談は今すぐこちら
お問い合せ