家賃交渉分は寄付したものと考える!?
個人で運営している物件が無事に満室になりました。
5月末に購入したアパートが空室3室、以前から保有している
物件の空室が1室、計4室の空室を抱えていたのですが、無事
満室となり、ほっとしてます。
あまりにうれしかったので、思わず自宅で祝杯をあげてしま
いました。
全体戸数として多くないのにこれだけの空室を抱えてると、
ローン返済が怖くて怖くて。
それだけにめっちゃくちゃうれしかったのです。(^^
空室4室のうち、2部屋はフルリノベーション。家賃は現状から
かなりUPできそうだったのですが、そのまま据え置きとしま
した。
結果としてリフォーム後1週間で満室となってしまったのです
が、これはこれでよかったんじゃないかなと思っています。
というのも、2組の入居契約のうち、1組はこれから離婚される
お母さん。
子供も引き取るというお話で、入居審査上の属性は一般的に
よくない、と判断される方でした。
本当は、その後も内見などあったので、他の方を受け入れようと
思えばできたかもしれなかったのですが、一番に申込いただけ、
また、お会いしてお話してみると非常にしっかりとした方だった
ので、ご入居いただくことにしたのです。
家賃は高くはできなかったけれど、このご家族を応援したい
気持ちがすごく強くなってしまって、ある意味、これも社会
貢献なのかな、と思いました。
家賃数千円は、この親子に還元してあげることで、人助けした
ことになるのかなと。
これ以外でも、単純に家賃交渉が入って、3000円ぐらい
家賃が下がることもあるのですが、私は今まで全て受け入れて
きました。
不動産取引はご縁、3000円ぐらいなら、すぐに契約して
もらった方が得だと考えているのと、この3000円
でその入居者を少しでも助けてあげられるなら、これは一種の
社会に対する「寄付」なんじゃないかなと思うのです。
(もっとも、その3000円を有意義なことに使ってもらえれ
ば、ということになるのかもしれませんが。。。)
家賃交渉されて、いやいや受け入れて、気持ちの中で、
「ちくしょー、空室という弱みにつけこみやがって・・・。」
と負の気持ちでいるのと、
「いいよいいよ、それぐらい。これから継続的に家賃入って
くるしね。むしろ、入居してくれてありがとう。」
とポジティブに考えて、さらに、毎月数千円の寄付をしてると
思えば、気持ちの上でもゆったりとしたアパート経営ができる
ように思います。(*^^*)
空室をリフォームすることで、リフォーム会社は売上があがって
にこにこ笑顔。
大家さんは満室になって、家賃収入が発生してにこにこ笑顔。
入居者さんは安くキレイな部屋に住めてにこにこ笑顔。
おお、大家業って改めて考えると、社会的意義の大きい仕事かも
しれませんね。
★家賃減額分をどう捉えるか?考え方次第であなたのアパート
経営に精神的ゆとりが生まれるかもしれません!
今回は家賃の考え方について書かせていただきました。
何かの参考にしていただけましたら幸いです。
それではまた次回、「賃貸管理の現場から」をお楽しみに!