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賃貸管理の現場から

知っておくと思わぬ助っ人になる「マイナー」ローン!?

少し前にリフォーム資金調達法でお話した内容について、けっこう
な反響がありましたので、今回も資金調達法の続編をお話したいと
思います。


今回アタックしてみたのは、Googleで「不動産担保ローン」と
検索して、でてきた会社に片っ端からローン打診していく、と
いうアナログな方法です。


「おいおい、そんなやり方で大丈夫かよ。」

という声が聞こえてきそうですが、案の定、携帯電話に怪しい会社
からちょっと名のしれた会社までガンガン電話がかかってきます。
(><)


ローン打診の材料に使ったのは、たまたま話があがってきた、
築浅中古戸建。

市街化調整区域にあるため、普通の銀行ではなかなか融資
がおりないということで、売主が早期現金化のために、安く
売り急いでいるという物件です。


調整区域といっても、実は、なかなか便利なところにあって、
周りの相場から考えても利回り15%はいきそうな感じでした。
(周りの調整区域も徐々に市街化区域になってきてて、その点
もプラス評価。さらに、平成築でもあってか、室内も畳表替え
ぐらいで済みそうで好感触。)


私は今年5月に融資を受けていますし、また、その時に
かなり融資付に苦労したので、今回は普通の融資じゃ無理
だろうなと踏んでの「マイナー」ローン打診です。

もともと興味本位で、また、いい条件で融資がでればラッキー
ぐらいの勢いで打診していったのですが、そのうち、2社
の営業担当者が、

「融資出せるかもしれません。」

と言ってきました。


融資審査中なので、具体的会社名は伏せますが、一般論から
すると、物件購入には使えないような金融機関です。

メリットは、「審査が非常に早く、イレギュラーな状況でも
融資を受けられる可能性がある」こと。


なぜ、一般論で物件購入には使えないかというと、理由は
ただ一つ、


「金利がバカ高いから」


です。


不動産投資で使う融資なら、金利はどんなに高くても4%台では
抑えたいところですよね。

ところが、今回打診していったところは、みな金利5%台スタート。

こちらは、

「高っかい金利やな〜。」

と思ってるのに、先方は、

「これぐらいの金利で借りれるなら安いでしょ。」

ばりの勢いです・・・(^^;


「じゃー、何でそんな金利が高いところからお金借りてまで
物件買うのさ?」

と言われそうですが、ちゃーんと私なりの考えがあるのです。


考えたことは、


1.額が少額なので、金利が高くても自分の中では何とかなる
レベル(と感じられる。)。

2.明らかに月額見込家賃>月額ローン返済額となる。

3.家賃収入と余剰資金で繰上返済してしまえば、新たな
担保物件を作り出せる。

4.3の「新たな担保物件作り」と考えれば、極端な話、今回
の物件では最悪収支がトントンでもローン返済が進むことで
資産が増えていくと考えられる。


というもの。まあ、これを言い出したら、どんな物件購入でも
当てはまりそうなのですが、なかなか実行できないのが現実
ですよね。

早期繰上返済できるケースなんて、めったにでてこないと思い
ますし。。。

さらに、このようなローンの使い方を知っておくと、
いざというときに思わぬ助け舟になる可能性もあります。


・あとたった数百万円の差で欲しい物件に手が届かなかった・・・

・審査を待っている間に他者に買われてしまった・・・

・担保価値はあるのに、自己属性の問題で融資金額が足りない・・・

などといった場合に活用できるかもしれませんね。


3ヶ月ほど前に、これから不動産投資をはじめたい、という方
のご相談を受けました。


その方は、

「今、不動産投資本なんかでかなり物件を持つ大家さんがよく
紹介されてますよね。どうやれば、そんな風に物件を増やし続け
られるのか分からない。コツみたいなものはあるのでしょうか。」

と話されました。これに対しては、

「テクニック的なことよりも、何よりもまずは、どんなことをして
でも資金調達してやる!と言う気持ちを持てるかどうかだと思います。」

とお答えしたのを覚えています。


どのようなローンがいいのか悪いのかは、そのローンを使う人の
考え方によって、変わると思います。

★金利の高低だけに目を奪われず、「目的」に照らしてローン
を考えてみよう!思わぬ助っ人を見つけられるかも!?

今回は資金調達法の続編について書かせていただきました。

何かの参考にしていただけましたら幸いです。

それではまた次回、「賃貸管理の現場から」をお楽しみに!

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