入居前の事前チェックを怠ると・・・
今週は週明けから外人さん対応に追われてます。
一発目は、事務所の外に置いてある募集看板を見たアメリカ
人Dさんの物件案内。
二発目は、先週末入居いただいた、これまたアメリカ人Jさ
んからの設備トラブル対応。
でも、うれしいことに今回は私ではなく、スタッフの吉成君
が対応してくれたんですね。(^^
今まで何とかカタコト英単語とジェスチャーで外人さん対応
はしてきたのですが、外国人さんからの問い合わせが多くな
ってきて、一人でずっと対応していくのは難しいな、と思って
たところだったので、かなりうれしかったです。
ところが、その日のうちに解決しなかったのが、2件目の
Jさんの設備トラブル。
はじめは、私の携帯に電話があったのですが、
「ハイ、シン、元気ー?
引越してきてからはじめて洗濯機を使おうと思ったら、洗濯機
が動かないの。
私の使い方が悪いだけかもしれないのだけど、どうしたらいい?」
というものでした。
家具家電付きにしている物件でのトラブルだったのですが、
入居前に家電類の動作チェックができていなかったことから
のトラブルです。
そこで、急遽スタッフの吉成君をJさんのお部屋に派遣して、
まずは状況確認することにしました。
洗濯機を確認すると、洗濯機自体に問題があったわけではなく、
その接続部品に欠損があったとのこと。
別日程で訪問する旨伝えて、吉成君は帰社したのですが、
やっぱり、居室の確認は大切だということをお互いに再確認
しました。
もちろん、POP設置するときなどに部屋のリフォーム仕上がり
などはチェックするのですが、このお部屋については残念ながら
家電の作動チェックが漏れていたのです。
家電の動作チェックなど、確かに細かいことなのですが、入居
後にトラブルになってしまっては、結局は手間が余計にかかって
しまいます。
入居者の満足度も下がってしまうのでダブルパンチです。
幸い当のJさんは、私たちの対応を好意的に見てくれた模様です。
英語をあまりしゃべれない吉成君がジェスチャーも交えながら
精一杯対応する姿をほほえましく感じてもらえたのでした。
(管理会社としては家電チェックができていなかったのはもちろん
ダメな点です、はい・・・m(_ _)m )
後で聞いた話ですが、途中蛇口から水漏れが発生してしまった
ようで、吉成君が、あせって、
「I'm sorry,sorry.」
と言いながらタオルで床を拭いていると、横からJさんが、
「だいじょーぶ、だいじょーぶ」
とやさしく声をかけてくれたそうです。
吉成君がカタコト英語で謝り、反対に、Jさんがカタコト
日本語で労わってくれている光景が目に浮かび、微笑ましい
なと思ってしまった一日でした。
★入居前もしくはリフォーム完了後の部屋チェックは
「入居者」目線で行おう!特に家具家電付き物件は念入りに!
今回は入居前の部屋チェックついてお話させていただきました。
何かの参考にしていただければ幸いです。
それではまた次回、「賃貸管理の現場から」をお楽しみに〜。