その2 滞納督促・回収
滞納を放っておくとさらにひどいことに・・・ |
アパ・マン経営は入居者からの家賃回収ができてはじめて成り立つものです。
たとえ空室がうまっても、滞納があればそれだけ収支は悪化してしまいます。
さらに、滞納をそのままにしておくと、やがては回収できなくなり、入居者が夜逃げしてしまうことも考えられます。
まだ夜逃げしてくれるならよい方かもしれません。
昨今のたちの悪い入居者は、家賃を払わないどころか、払えないことが当然かのごとく、立退きを迫ってもお部屋に居座ってしまうケースもすくなくありません。
原則2週間以内の回収を目指します! |
オーナーの意識次第では、滞納は未然に防ぐことができます。
それは、入居者に家賃支払いの優先順位をあげさせることです。
まず家賃を支払ってから、その残りで買い物をしたり、レジャーを楽しむ、という意識を入居者にもたせてあげることが重要になるのです。
ただ、このように家賃支払いの優先順位をあげさせてしまっても、滞納になってしまうこともあります。
滞納があったときの回収のポイントは「すぐに」滞納の督促に入ることです。
滞納が2、3ヶ月でてから督促にはいる、という不動産会社も多いですが、これでは回収はほぼ不可能といっても過言ではないでしょう。
なぜなら、滞納するほどの入居者には、家賃2・3か月分ほどの資金など、到底用意することはできないからです。
オーナー及び不動産会社には、入居者が滞納などせずに生活していけるように見守ってあげる義務があります。
滞納がおこったときには、すぐに滞納督促を行なうのです。
はじめは未納の連絡だけでもよいでしょう。
書面・電話・貼り紙等の連絡でしつこく家賃の入金を入居者に迫らなければなりません。
当社では、滞納督促・回収については、スケジュールを組んで行なっています。
どうしても入居者が家賃を一度に払えないという場合には、分割払いなどを提案することもあります。
ほんの少しずつでもよいので、家賃に上乗せして滞納分を回収していくのです。
また、滞納家賃には、金利をかけて督促しています。延滞金を発生させることで、入居者にプレッシャーを与えるというわけです。
こうすることで、入居者に、滞納は悪いことであるという意識を持たせると同時に、滞納すると損してしまうという感情を与えることも大切なことなのです。
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