たかが照明、されど照明・・・
先日の夜、仕事帰りにIKEAに行き、照明を調達してきました。
現在携わらせていただいている新築の企画で、新築当初から照明計画を工夫しようということになりました。
確かに、新築のときの照明というと、普通の蛍光灯をつけてしまっているだけだったなと思い、クライアント様とお話して、照明まで凝って考えてみようということになったのです。
しかし、IKEAの照明ゾーンはあいかわらずにぎやかで、本当に迷ってしまいます。
でも、今回は799円の照明に目を付けていたのでそれほど迷わずに買い物を済ませることができました。
いろいろな照明があって、実際につけてみると、暗かったり、デザイン性はあるのですが、逆にそれがウザったくなってしまったりとなかなか選ぶのも難しいのですが、だいぶ自分に合う照明のラインが決まってきたように思います。
ちなみに、私のお気に入りは2990円の照明です。(^^
前にブログなどでもお話させていただきましたが、個人的には、空室には照明をつけておくべきだと思っています。
今の時期だと、夕方の内見は照明がないとお部屋が真っ暗でかなり厳しいですよね。
もちろん、設備になるのかどうか、という問題や、入居者の希望で撤去しなければならない可能性などもありますが、それよりも、満室にできそうな可能性を優先させた方が絶対にいいです。
費用にしても、3000円ぐらいで済めばそれでいいですものね。
裸電球だけつけるという方法もありますが、でも、空室対策としては、ディスプレイ用としてもある程度の照明がオススメです。
また、照明についての余談をもう一つ。
空室に申込が入ってから、入居までに、電球が切れていないかどうかのチェックはしておいた方が無難です。
賃貸借契約には、
・電球の交換は入居者負担となる
というような文言が基本的に入っていると思います。
とはいえ、入居して数日で電球が切れてしまったとなると、当の入居者さんとしては気分がいいものではありません。
コストが許せば退去がある都度、電球を交換してしまえば一番ベスト。
それが無理でも、少しでも電球が切れてしまいそうな気配があるのであれば交換しておきたいところです。
だって、たかが照明だけでせっかくの入居者さんに悪いイメージを持たれてしまうのってアパート経営にとってマイナス以外の何物でもないですものね。
また、うまくされている大家さんは、
「入居してから1週間以内の不具合はもちろん無料で対応しますので遠慮なくご連絡ください!」
というような書面を配ったりして、そのような対応をサービスにしてしまっている方もいらっしゃいますね。
確かに、このようにすれば、調子のいい電球を交換する必要もなくて、一方では入居者満足もUPするので一石二鳥かもしれません。
しかし、この照明って奥深いですよね。
照明プランナーっていう職種があるぐらいですものね。
ぜひ照明についてセンスよくなりたいものです。(^^
★たかが照明、されど照明。空室にも入居者にも不動産会社にも大家さんのちょっとした気配りは伝わります。
今回は照明についてお話しさせていただきました。
何かの参考にしていただければ幸いです。
それではまた次回、「賃貸管理の現場から」をお楽しみに〜。