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家具家電つきアパートやシェアハウスを運営している
関係で、日頃から、家電量販店のチラシなどを見るの
が大好きです。

照明はもちろん、洗濯機や冷蔵庫など、お買い得情報
には思わず目が釘付けになります。（＾＾

家電付きアパートで募集すると、初期費用を極力
抑えたいという層を取り込むことができます。

「家電完備アパート」としてうたうには、少なくとも、
冷蔵庫・洗濯機・テレビ・電子レンジ・照明・エアコンが
必要です。

でも、たとえ中古といっても、これら一式を一度にそろえる
のはそれなりにコストがかかってしまいますよね。

それで、ときどき試しているのが、「なんちゃって家電付部屋」
作戦。

といっても特別な手法でも何でもなく、引越しされる方が
でてきたら、

「引越先で洗濯機など生活家電は使います？よろしければ、
そのまま置いていってもらっても大丈夫ですよー。」

とお話して、不要のようであれば無料で引き取る、という
ものです。

昨年から退去される方の引越し理由で、

「実家に戻ることになって・・・。」

というのがあまりにも多かったので、このように話すのも
アリだと思ったのです。

実家に帰ってしまうという方の多くは、家具家電をリサイクル
屋さんなどに依頼して有料で処分します。

ということは、無料で引き取る、と提案すれば、お金がかから
ないのでほとんどの方がそのまま置いていってくれる、という
流れです。

もちろん、引越し先でまた家電を使うにしても、

「それならばこの際買い替えてしまおう。」

という方や、

「大物家電がなくなれば、引越代をもっと安くできるな。」

という方の需要も取り込めます。

このようなやり方で家電が一度に全部そろうことは少ない
かもしれませんが、試す価値はあるように思います。

ただ、やっぱりデメリットもあって、空室に申込しれくれた
方から、

「洗濯機は持ってるから見学時にあった洗濯機は撤去して
ほしい・・・。」

と言われることもあります。

そんなときは、自分で撤去する、もしくは、便利屋さんなど
に依頼して撤去するなどしなければなりません。

もし家具家電付きアパートを検討されていて、直近で
退去者がある、というのであれば、その方に試しに提案をもち
かけてみてもおもしろいかもしれませんね。（＾＾

★退去者から家電を譲ってもらうのも、お金をかけ
ずに家電付きアパートにできる方法の一つ。

今回は家具家電付きアパートの事例についてご紹介させて
いただきました。

何かの参考にしていただければ幸いです。

それではまた次回、「賃貸管理の現場から」をお楽しみに〜。