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ダメ出しをしてください!

「先ほどは内見案内、ありがとうございました。
反応、どんな感じだったかと思ってお電話しました!」


こんな感じで営業マンに内見案内の手ごたえをヒアリング
するようにしています。


内見の後、申込になるようならこちらから連絡するまで
もなく営業マンから電話がかかってくるものです。

ですので、連絡がないという時点で内見者の即決はなか
ったんだなと想像できます。

ここで電話でフォローする理由というのは、

「申込にならなかった原因」

を探るためです。


例えば、

・インターフォンがなかったから・・・。
・和室の畳が古びていたから・・・。

というような大家さん側ですぐに修繕等できるものから、

・思っていたより、狭く感じたから・・・

というように手の打ちようがないものまでいろいろな
ものがあります。
(広く感じさせるような工夫、はできるかもしれません
ね。)

また、内見者の反応だけでなく、仲介営業マンの感想を
聞くことは、

・家賃に見合うだけの部屋を提供できているか?


を知る手掛かりにもなるものです。

例えば、仮に内見者が即決しなくても、

「今回はすぐには申込にはなりませんでしたが、あの
部屋なら決まると思いますので、ぜひ次も紹介させて
ください!」

と前向きな意見が得られることもあります。

これは、周辺物件に対し、営業マンが「決め物件」と
して少なからず認識してくれたと考えることもできる
と思います。


空室が長引くお部屋に対しては、営業マンに対して、


「ほんとにありのままでいいので、素直に感じたことを
おっしゃってください。大家さんへ提案して、改善でき
るものは改善していきたいので。」

と内見前に伝えておいたりもします。


さすがに、


「あの部屋であの家賃なんて無理無理無理。」


みたいなことを言われるとへこんでしまいますが、
それでも、現場からの声というのは貴重なものです。


このような現場からの「ダメ出し」や「改善提案」
をどうやって自分の物件に反映させられるかが
繁茂期にはとっても重要だと思います。

また、その「スピード」もこの時期は重要になって
きます。


「チャイムをインターフォンに変えた方がいいって
言われてもな。それで家賃あげられるわけじゃないし・・・。」

と一瞬でも迷ってしまうようなら、それが命取りにも
なりかねません。

ちょっとした修繕を渋ってしまったために1年間空室のまま・・・、
なんてことを想像したらゾッとしてしまいます。(><)

もちろん、内見者や営業マンの要望全てを満たす、なんて
いうのは不可能だと思います。


それでも、できる限りのことをしてあげる、そして、早く
改善してあげる、というのが大切ですね。


まだまだ引越シーズンが続きますので内見後のフォロー、
続けていきたいと思います。

さらに、物件によっては、内見前のフォローもがんばり
ます!(^^


★申込がなくても内見後のヒアリングは欠かさない。
現場からの声に耳を傾けよう!

今回は内見後のフォローについてご紹介させていただ
きました。

何かの参考にしていただければ幸いです。

それではまた次回、「賃貸管理の現場から」をお楽しみに〜。

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