その11 Web戦略の実行
新築物件、中古物件を問わず、早期満室と満室になってからも継続的に入居者を確保するため、当社では下記のWeb戦略をとっています。
1.地域情報サイトの立ち上げ
2.物件専用HPの立ち上げ
3.Web戦略を使った入居募集
■地域情報サイトの立ち上げについて
1.地域情報サイトとは?
物件所在地近隣のお店や施設を紹介したもの。
病院、歯医者、クリーニング店、コンビニ、スーパー、百貨店、レストラン、寿司屋、喫茶店、おもちゃや、市役所、保健所、保育園、幼稚園、小学校、中学校、託児所、学習塾、本屋さん、郵便局、公園、銀行、などあらゆるものが対象となります。
これに、物件そのものの情報も公開します。地域にある物件情報も貴重な地域情報のひとつです。メインが地域情報のため、違和感なく物件の紹介ができるといえます。
当社が運営している地域ブログ(市川・浦安周辺の地域情報を定期的に更新しています。)
2.期待できる効果とは?
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一度仕組みを構築してしまえば、空室が出るたび、何度でも活用が可能になる! |
募集の間口を広げることができ、幅広い入居者層をつかむことができる! |
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物件情報、地域情報が充実しているので、成約率が高くなる! |
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地域情報が充実しているので、満室になったあとも、入居見込みを継続して獲得することができる! |
3.物件ホームページをもつだけでは不十分な理由
物件ホームページを単独に運営しているだけでは入居者決まらないのが実情です。
その理由として、
1)入居希望者は、ポータルサイトで地域を指定して検索してくる。(フォレント、アットホームなど)
2)しかしながら、ポータルサイトには不動産業者しか物件を登録できない。
3)オーナーが物件HPを持っていてもポータルサイトには掲載できない。
4)ホームページを作ったとしても、アクセスが稼げず、日に10アクセスがいいところである。
5)ブログで情報を公開すればアクセスは100程度は稼げるが、物件情報を公開しても日本中の人が対象になるため、物件が所在する地域に興味がある人を集めにくい。しかも、その地域に入居を希望している人を探すことは不可能に近い。
というものがあります。
4.どうやってアクセスを稼ぐのか?
どのような人からアクセスがほしいのか?を考えると、下記のような対象が浮かび上がってきます。
1)その地域に住んでいる人
2)その地域に親類や友達が住んでいる人
3)その地域で働いている人
4)転勤や進学でその地域で住まいを探している人
このような人たちが欲しがっている情報は地域の生活情報です。そこで、このような地域の生活情報を定期的にブログを使って配信することを考えます。
5.地域情報ブログを立ち上げる
ブログで地域情報サイトを立ち上げることのメリットは、
1)地域情報サイトは以外に少ない!
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地域情報サイトは儲からないからライバルが少ない! |
公共性が高いのでヤフーに登録されやすい! |
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先に作ったが勝ち!一気にアクセスを獲得しオンリーワンになれる! |
2)ブログなら口コミになりやすい!
HPはそれなりの知識がないと制作、更新が難しい。しかしブログはメール感覚で制作、更新ができるので機械的に地域情報を増やすことができる! |
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トラックバック機能がついているので、口コミになりやすい! |
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検索エンジン対策(SEO)に有利で上位にランキングされやすい! |
3)物件ホームページとリンクすれば地域情報が充実する
物件HPとリンクするとより詳細な地域情報を提供できる! |
以上より、まずは、人が集まる場(ポータル)をつくることが重要と考えます。
6.すべてはアクセスアップ次第
これは、ライブドアブログのアクセスデータです。このアクセス数はユニークアクセスではなくトータルページビューとなっています。ブログ開設後、わずか2週間ほどの間に爆発的に閲覧されるようになっていることが分ります。
ブログをチェックしにきている方たちは全て入居見込み客であるといえます。
■物件サイトと地域ブログの連動について
物件サイトとしては、下記のような物件サイトを立ち上げます。よくある会社のホームページの1ページという扱いではなく、SEO対策(検索エンジン上位表示対策)を駆使した物件専用のページを立ち上げます。
この物件サイトでは、
物件の魅力を120%伝える! |
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周辺環境を売る!(周辺環境のリンクは地域情報サイトは直接リンクさせることで充実した情報が提供できます) |
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HPの文章の中にキーワード(台東区、新築、オートロック、駐車場ありなど)を散りばめることで検索エンジンの上位表示を目指す! |
といったことを行ないます。
■物件サイトと地域ブログの連動について
新築物件の場合、計画地近隣の仲介業者との連携を深めておくほか、
現地看板、垂幕を設置し、HPと連動させた入居募集 |
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地域ブログ・物件サイトを使ったWeb戦略 |
をあわせて使うことで、竣工と同時に満室となることを目指すほか、満室となったあとも入居待ちの状態を作ることを考えます。